よくある質問

導入前に

影のシミュレーションはできますか?

標準モードをご利用の場合は、3Dモデル画面で影の様子をご確認いただけます。万一、影が表示されない場合は次の手順で影の表示を有効化してください。

手順
①3Dモデルタブを開いている状態で、メニューの「表示」→「影」をクリックします。
②表示されたサブメニューの「影」をクリックします。

発電量計算への影の考慮は、計算オプションの設定でON/OFF切り替えが可能です。標準モードをご利用の場合は、構成ツリー画面の「Option」タブ→「計算範囲」タブにある「影計算」オプションで切り替えてください。また、レイアウトモードをご利用の場合はレイアウト画面の「計算」タブに影計算オプションの設定があります。

影計算オプション
①影計算をしない
②影なら散乱日射量を適用
③影なら、日射量は0とする
④影比率分は、散乱日射量を適用
⑤影比率分は、日射量を0とする

※②と③の場合、PVモジュールの影比率が、入力した影判断比率以上と判断された場合は、そのPVモジュール全体を日影と判断します。
※④と⑤の場合、PVモジュールの影比率を計算し、影比率分は日射量を低減してPVモジュール全体の日射量を計算します。

 

特定年の気象データを使用して、発電量計算を行いたいのですが

HelioBase®は気象データを読み込む機能を持っています。独自で計測または保持されている1年分の気象データをお持ちの場合、この機能を使用して気象データを読み込み、発電量シミュレーションに使用することができます。

1年分の気象データをお持ちでない場合は、国内に限り、気象庁が提供しているアメダスデータをもとに発電量シミュレーションを行い、報告書としてご提供するサービスを用意しております。詳しくは、こちらまでお問い合わせください。

気象データとして、METPV3またはMETPV11の多照年、寡照年データを使用したいのですが

HelioBase®ではMETPV11のみ多照年、寡照年データに対応しています。

ロケーションタブにて気象サイトとしてMETPV11のサイトを選択すると、多照年、寡照年、平均年データから選択できます。詳細はこちらをご参照ください。

ライセンスの種類はどのようなものがありますか?

標準版ライセンスと簡易版ライセンスがお選びいただけます。

HelioBase®には2種類の動作モードがあります。標準版ライセンスは標準モードとレイアウトモードの両方をご使用いただけるライセンスで、簡易版ライセンスはレイアウトモードのみをご利用いただけるライセンスです。

標準モードでは、3次元空間上でPVアレイや建物を配置し、それらの影を考慮した発電量計算を行うことができます。また発電量計算エンジンもJIS C8907方式とIVカーブ合成方式から選択することができます。

レイアウトモードは、2次元空間上でPVアレイを配置し、PVアレイ間の影のみを考慮した発電量計算を行うことができます。発電量計算エンジンはC8907方式のみのご提供となります。

また、標準版ライセンス・簡易版ライセンス共にご利用形態に応じてそれぞれ2種類のライセンスがございます。インストール先のPC1台に対してライセンスを付与するノードロックライセンスと、ご提供するリムーバブルキーデバイスに対してライセンスを付与するものです。

ノードロックライセンスをご利用の場合は、ライセンス登録した1台のPCでのみHelioBase®をご利用いただけます。一方、リムーバブルライセンスの場合は、複数台同時利用こそできませんが、リムーバブルキーを接続しているPCであれば、どのPCでもHelioBase®をご利用いただけます。

ライセンスに関する資料をご提供できますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

試用はできますか?

試行ライセンスを登録することにより、
HelioBase®を30日間試用していただくことができます。

こちらからHelioBase®の最新版をダウンロードしていただけます。
ダウンロード後、こちらの登録手順にしたがい、試行ライセンスの登録を行ってください。
また、ライセンスの登録には、HelioBase®インストールPCがインターネットに接続されている必要があります。 

反射光のシミュレーションはできますか?

標準モードをご利用の場合は、表示オプションを有効にすることにより、反射光のシミュレーションを行うことができます。

反射光は表示のみのシミュレーションです。発電電力量への反映はできませんので、ご注意ください。

手順
①3Dモデルタブを開いている状態で、メニューの「表示」→「影」をクリックします。
②表示されたサブメニューの「影+反射」をクリックします。

反射光に加えて、PVアレイ面から反射光の方向を示す直線を描かせる場合には、次の手順で操作します。

手順
①再度メニューの「表示」→「影」をクリックします。
②表示されたサブメニューの「反射線描画」をクリックします。
影+反射選択

③反射光が表示されます。
反射線描画
 
 

どのような計算方式を採用していますか?

標準モードをご利用の場合は、JIS C8907規定の計算を時間単位に分解した発電量計算エンジンと、セルストリング単位のIVカーブ計算を行う発電量計算エンジンから選択することができます。

一方、レイアウトモードをご利用の場合は、JIS C8907方式のみのご提供となります。

選択できる気象サイトは、何サイトありますか?

HelioBase®は、発電量計算に用いる気象データとして述べ3000点以上のデータを提供します。

日本国内はMETPV-3またはMETPV-11データを使用することができますので、836地点(METPV-11は837地点)からお選びいただけます。

気象データは全て時間単位の変化を収録しているため、太陽光発電システムに最も近い地点の気象データを用いることで、その気象条件を精細に表現することができます。

PVモジュールやPCSなど、ユーザーが作成することはできますか?

DB編集画面にて、ユーザーデータとしてPVモジュールやPCSを登録することができます。詳細はDB編集タブマニュアルをご覧ください。

動作に必要なマシンスペック、環境はありますか?

動作に必要なマシンスペックはこちらの動作要件をご確認ください。
 

英語版はありますか?

起動時にOSの言語を見て自動判別します。
日本語Windows®なら日本語、それ以外のOS言語なら英語モードで起動します。

また、起動後にヘルプの「Language」から言語の切り替えを行うことが可能です。

ライセンス登録をしていますが、パスワードメールが送られてきません。

入力されたメールアドレスが間違っているか、送受信経路上での問題によりメールが届いていない可能性があります。

正しいメールアドレスを設定して再度ライセンス登録をしていただき、それでもパスワードが届かない場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。お問合せの際は、画面上に表示されているコンピュータIDやシリアルコードをわかる範囲でお知らせください。

気象データベースは何を使用していますか?

使用可能な気象データベースはこちらをご参照ください。
 

建物やPVアレイの影の軌跡をチェックできますか?

標準モードをご利用の場合は、画面上で1日の影の変化を確認することができます。

3Dモデル画面左下のスライダーを左右に動かすことで、任意日時の影をご確認いただけます。また、同画面で1日の影の変化を連続的に表示したり、動画で出力したりすることもできます。

イメージ
影描画-01 → 影描画-02 → 影描画-03

パワーコンディショナーの部分負荷効率は考慮されていますか?

ほとんどのパワーコンディショナー(PCS)については、定格負荷効率で発電量計算を行います。

「DB編集」画面で「PCS部分負荷効率」の定義がなされている機種に関しては、そちらが優先されますので、計算に使用するPCSに対する「PCS部分負荷効率」の定義があるかどうかをお確かめ下さい。

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ライセンス

現在契約中の保守期限を知りたいのですが?

HelioBaseの「ライセンス設定」ダイアログ上でご確認いただけます。

「ライセンス設定」ダイアログは、メニューの「ヘルプ」→「ライセンス設定」で開くことができます。保守期限は、「ライセンス設定」ダイアログ上で「アップグレード期限」として表示されます。

また保守ライセンスをご購入いただいた際には、文書で保守期限をお知らせしていますので、そちらをご覧いただく方法もございます。

ライセンスの種類はどのようなものがありますか?

標準版ライセンスと簡易版ライセンスがお選びいただけます。

HelioBase®には2種類の動作モードがあります。標準版ライセンスは標準モードとレイアウトモードの両方をご使用いただけるライセンスで、簡易版ライセンスはレイアウトモードのみをご利用いただけるライセンスです。

標準モードでは、3次元空間上でPVアレイや建物を配置し、それらの影を考慮した発電量計算を行うことができます。また発電量計算エンジンもJIS C8907方式とIVカーブ合成方式から選択することができます。

レイアウトモードは、2次元空間上でPVアレイを配置し、PVアレイ間の影のみを考慮した発電量計算を行うことができます。発電量計算エンジンはC8907方式のみのご提供となります。

また、標準版ライセンス・簡易版ライセンス共にご利用形態に応じてそれぞれ2種類のライセンスがございます。インストール先のPC1台に対してライセンスを付与するノードロックライセンスと、ご提供するリムーバブルキーデバイスに対してライセンスを付与するものです。

ノードロックライセンスをご利用の場合は、ライセンス登録した1台のPCでのみHelioBase®をご利用いただけます。一方、リムーバブルライセンスの場合は、複数台同時利用こそできませんが、リムーバブルキーを接続しているPCであれば、どのPCでもHelioBase®をご利用いただけます。

ライセンスに関する資料をご提供できますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

試用はできますか?

試行ライセンスを登録することにより、
HelioBase®を30日間試用していただくことができます。

こちらからHelioBase®の最新版をダウンロードしていただけます。
ダウンロード後、こちらの登録手順にしたがい、試行ライセンスの登録を行ってください。
また、ライセンスの登録には、HelioBase®インストールPCがインターネットに接続されている必要があります。 

試用期間が1か月間では足りません。

1度だけならば、試行期間を延長することが可能です。
こちらまで、試行期間延長ご希望の旨、お問い合わせください。

ライセンス登録をしていますが、パスワードメールが送られてきません。

入力されたメールアドレスが間違っているか、送受信経路上での問題によりメールが届いていない可能性があります。

正しいメールアドレスを設定して再度ライセンス登録をしていただき、それでもパスワードが届かない場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。お問合せの際は、画面上に表示されているコンピュータIDやシリアルコードをわかる範囲でお知らせください。

他のPCで使用したいです。

ノードロックライセンスをお使いの場合は、現在お使いのPCに対してライセンスが発行されていますので、他のPCでお使いいただくことはできません。

リムーバブルキーロックライセンスをお使いの場合は、他のPCにHelioBase®をインストールしていただければ、複数台同時使用はできませんがリムーバブルキーを接続しているPCであればどのPCでも利用いただけます。

なお、ノードロックライセンスをお使いの場合で、ライセンスを付与しているPCを変更されたい場合は、一旦正式ライセンスを解除したのち、新しいPCにHelioBase®をインストールしていただき、同じシリアルコードで正式ライセンスの登録作業をおこなってください。

正式ライセンスの解除は、メニューの「ヘルプ」→「ライセンス設定」を選択し、「正式ライセンス解除」ボタンをクリックすることで実行できます。一旦ライセンスを解除したPCは再度正式ライセンス登録することができなくなりますので、十分ご注意ください。

簡易版→標準版に買い替えはできますか?

弊社までお問い合わせください。

簡易版ライセンスを無効化して、新たに標準版の正式ライセンスを発行させていただきますので、新しいライセンスで再登録していただく形となります。

パソコンが壊れました。新しいパソコンで動作させるには?

電話またはメールにてお問い合わせください。

弊社でライセンス解除の手続きを実施します。手続き完了後は、新しいパソコンにHelioBase®をインストールし、正式ライセンスの登録を再度実行してください。

なお、お問合せの際は発行済み正式ライセンスのシリアルコードをお知らせください。

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インストール

英語版はありますか?

起動時にOSの言語を見て自動判別します。
日本語Windows®なら日本語、それ以外のOS言語なら英語モードで起動します。

また、起動後にヘルプの「Language」から言語の切り替えを行うことが可能です。

インストールに失敗します。

ダウンロードでインストーラを入手された場合、ダウンロードの過程でインストーラが壊れた可能性があります。再度のダウンロードをお試しください。

現象が改善しない場合は、お手数ですが失敗時の画面を添えて弊社までお問い合わせください。

他のPCで使用したいです。

ノードロックライセンスをお使いの場合は、現在お使いのPCに対してライセンスが発行されていますので、他のPCでお使いいただくことはできません。

リムーバブルキーロックライセンスをお使いの場合は、他のPCにHelioBase®をインストールしていただければ、複数台同時使用はできませんがリムーバブルキーを接続しているPCであればどのPCでも利用いただけます。

なお、ノードロックライセンスをお使いの場合で、ライセンスを付与しているPCを変更されたい場合は、一旦正式ライセンスを解除したのち、新しいPCにHelioBase®をインストールしていただき、同じシリアルコードで正式ライセンスの登録作業をおこなってください。

正式ライセンスの解除は、メニューの「ヘルプ」→「ライセンス設定」を選択し、「正式ライセンス解除」ボタンをクリックすることで実行できます。一旦ライセンスを解除したPCは再度正式ライセンス登録することができなくなりますので、十分ご注意ください。

パソコンが壊れました。新しいパソコンで動作させるには?

電話またはメールにてお問い合わせください。

弊社でライセンス解除の手続きを実施します。手続き完了後は、新しいパソコンにHelioBase®をインストールし、正式ライセンスの登録を再度実行してください。

なお、お問合せの際は発行済み正式ライセンスのシリアルコードをお知らせください。

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ロケーションタブ

特定年の気象データを使用して、発電量計算を行いたいのですが

HelioBase®は気象データを読み込む機能を持っています。独自で計測または保持されている1年分の気象データをお持ちの場合、この機能を使用して気象データを読み込み、発電量シミュレーションに使用することができます。

1年分の気象データをお持ちでない場合は、国内に限り、気象庁が提供しているアメダスデータをもとに発電量シミュレーションを行い、報告書としてご提供するサービスを用意しております。詳しくは、こちらまでお問い合わせください。

気象データとして、METPV3またはMETPV11の多照年、寡照年データを使用したいのですが

HelioBase®ではMETPV11のみ多照年、寡照年データに対応しています。

ロケーションタブにて気象サイトとしてMETPV11のサイトを選択すると、多照年、寡照年、平均年データから選択できます。詳細はこちらをご参照ください。

選択できる気象サイトは、何サイトありますか?

HelioBase®は、発電量計算に用いる気象データとして述べ3000点以上のデータを提供します。

日本国内はMETPV-3またはMETPV-11データを使用することができますので、836地点(METPV-11は837地点)からお選びいただけます。

気象データは全て時間単位の変化を収録しているため、太陽光発電システムに最も近い地点の気象データを用いることで、その気象条件を精細に表現することができます。

気象データベースは何を使用していますか?

使用可能な気象データベースはこちらをご参照ください。
 

自社で所有している気象データは使えますか?

HelioBase®指定のCSV形式にしていただければ、そのデータを読み込んで発電量計算に使用することができます。

ファイル形式の詳細は取扱説明書に記載しますが、気象データとして必要な項目は次の通りです。

◆使用する気象データ
 1.水平面全天日射量 [Wh/㎡]
 2.水平面直達日射量 [Wh/㎡]
 3.水平面散乱日射量 [Wh/㎡]
 4.気温 [℃]
 5.風向 [°]
 6.風速 [0.1m/s]
 7.降水量 [mm]

 # 5・6は風速加味のモジュール温度計算オプションを選択した場合のみ使用します。
 # 降水量は、今のところ使用の予定はありません。

気象データは、近傍にある複数の気象観測地点からの距離を使った加重平均で求めて、それを使うといったことはできませんか?

選択した気象データそのものを使用しますので、複数の気象データを使用することには対応しておりません。

MONSOLARを使用して発電量計算できますか?

HelioBase®は時間単位で計算を行いますので、月単位のデータであるMONSOLARには対応しておりません。 

住所で地図検索したが、目的地点とずれているのですが?

比較的近い位置が検索されますが、保証するものではございません。
あらかじめご了承ください。 

選択した気象データに、日射や気温がどのような値で入っているのかを見たい。

ロケーション画面にて「気象データグラフ」タブを開くことにより、
選択している気象データの日射・気温をグラフで確認することができます。

気象データグラフイメージ

※例として神奈川県横浜市を選択しています
 

気象データを選択したら、時々しばらく反応しない場合があります。調子悪いのでしょうか?

初めて選択された地点は、気象データの読み込みに十秒前後時間がかかることがあります。
読み込み中は、画面左下に進捗バーが表示されますので、読み込みが終わるまでお待ちください。 

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PVモジュール候補タブ

PVモジュールやPCSなど、ユーザーが作成することはできますか?

DB編集画面にて、ユーザーデータとしてPVモジュールやPCSを登録することができます。詳細はDB編集タブマニュアルをご覧ください。

使用したいPVモジュールがありません。

DB編集画面にて、ユーザーデータとしてPVモジュールを登録することでPVモジュールを追加することができます。詳細はDB編集タブマニュアルをご覧ください。

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3Dモデルタブ

3Dモデルタブ / Pvモジュール

配置平面に設置したモジュールを全て削除したいのですが?

「PVモジュール配置・配置解除」モードの状態で、キーボードの「Ctrl」キーと「Shift」キーを同時に押しながらモジュールをクリックすることで、クリックした配置平面に配置されているすべてのモジュールが削除されます。

PVモジュールを配置後に移動したいのだが、どうやって移動する?

PVモジュール上をなぞるようにドラッグすることで前後左右方向にPVモジュールを移動することができます。

ドラッグの際は、移動対象のPVモジュール上からはみ出ない範囲でドラッグするようにして下さい。PVモジュールをはみ出してドラッグするとうまく移動できません。

ドラッグした際にPVモジュールが移動する距離はPVモジュール寸法の1/n倍単位になります。移動距離を変更する必要がある場合は、「PVモジュール配置」グループ内の「分割数=n」を適切なものに変更してください。

(例)分割数=2 →PVモジュール寸法の半分にあたる距離だけ移動します。

PVモジュール配置で、PVモジュールを消そうとしたら隣のモジュールが消えた。どういうこと?

PVモジュールが遠くに表示されていて、かつ正面ではなく斜めから見た状態で表示されている場合に、クリックした点がずれて認識されることがあります。

PVモジュールにズームし、正面から見た角度に画面を調整していただくと、スムーズな操作が可能です。

PVモジュール自動配置ボタンで、理想の位置に配置できません。

「PVアレイ配置(境界線指示)」ボタンからPVアレイを配置した場合、指定領域内にできるだけ多くのPVアレイを配置できるように調整して配置します。この場合は、見た目上の最適配置に一致しない場合がありますので、PVアレイ配置後に「オブジェクト/PVアレイ選択」機能でPVアレイを選択し、「オブジェクト選択/移動コピー(相対値)」で位置を調整してください。

「PVアレイ配置(位置指定)」ボタンからPVアレイ配置した場合も、クリックした場所が配置するアレイ全体の中央部分となるように配置されますので、その点をご留意いただいて操作すると、より理想の位置に近い配置を行うことができます。それでも理想の位置に配置できなかった場合は、「オブジェクト選択/移動コピー(相対値)」で位置を調整してください。

「PVモジュール設置方式」を何に設定すればよいかわかりません。

PVモジュールは、設置方式によって気温に対する温度上昇具合が異なります。この現象を再現するために、貼り付けるPVモジュールがどのような状況で配置されるかを設定するようにしています。

PVモジュール配置機能で、建物などのオブジェクト表面にPVモジュールを配置する場合、配置対象の平面(以下、配置平面)が、どのような平面なのかを指定します。

配置平面が架台の上部である場合には「架台設置形」、屋根に骨組みを配置してPVモジュールを並べるような場合は「屋根置き形」、配置平面上に瓦の代わりにPVモジュールを配置するような場合は「屋根材形」を選択します。

なお、PVアレイ配置機能を使ってPVアレイを作成した場合、「架台設置形」の配置平面にPVモジュールがあらかじめ配置されたオブジェクトが自動作成されます。

PVモジュールを敷き詰める領域を3次元モデルで作ったが、領域をクリックしてもモジュールが配置されない。

PVモジュールは配置平面に対してのみ配置することができます。あらかじめ領域を配置平面に指定してから、PVモジュールを配置してください。

また標準版・標準モードでPVモジュールが未選択になっている場合もPVモジュール配置できませんので、PVモジュール候補選択画面でPVモジュールを選択しているかもご確認ください。

配置平面指定に、架台設置形とかあるが、何?

発電量計算時の温度補正係数に影響します。 

屋上に十分な高さを持つ架台を設置してPVモジュールを配置される場合は「架台設置」を指定してください。また、住宅などの傾斜屋根にPVモジュール固定用の骨組みを設置してPVモジュールを固定される場合は「屋根置き形」、瓦の代わりにPVモジュールが組み込まれた屋根材として設置される場合は「屋根材形」を指定してください。

配置したPVモジュールを削除するコマンドが見つかりません。

「PVモジュール配置・配置解除」モードの状態で、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら削除したいモジュールをクリックします。

ある平面に配置した全部のモジュールを消すのが面倒。

「PVモジュール配置・配置解除」モードの状態で、キーボードの「Ctrl」キーと「Shift」キーを同時に押しながらモジュールをクリックすることで、クリックした配置平面に配置されているすべてのモジュールが削除されます。

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3Dモデルタブ / Pvアレイ

「想定PVストリング」エリアに入力する、「直列PVモジュール数」は何に使用されますか?

HelioBase®でPVストリングの設定を行う際に、空のPVストリングを追加してから既に配置しているPVモジュールと追加したPVストリングを関連付けるという手順を踏みます。

この2段階の操作を簡略化するものとして、設定対象のPVストリングをクリックするだけで、あらかじめ設定した直列数のPVストリングを自動作成する機能があります。

「想定PVストリング」エリアにある「直列PVモジュール数」は、自動作成するPVストリングの直列数を指定するために使用します。

詳細な使用方法は、3Dモデル画面のマニュアルをご覧ください。

「影倍率から計算」ボタンを押すと、「前後スキ距離」が変わりました。変化後の数値はどのように計算されたものですか?

3Dモデル画面の「PVアレイ配置」タブ内で定義したPVアレイの形状や角度をもとに、前のPVアレイが作る影が後ろのPVアレイにかからない距離を計算しています。

この距離は季節や時間帯によっても異なります。冬至の10:00~14:00を既定値としていますが、メニューの「ヘルプ」→「環境設定」で設定値を変更することができます。

なお、この距離計算は前後のPVアレイが水平な地面に設置されていることを前提としていますので、傾斜地に配置したPVアレイの前後距離は計算できません。

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3Dモデルタブ / Pvストリング

PVアレイを全て自動結線する機能はありますか?

1台のPVアレイ内で自動結線する機能はありますが、全てのPVアレイに対して結線を自動的に行う機能はありません。

多面設置をしています。傾斜角・方位角の異なるPVアレイをまたぐPVストリングは作成できますか?

可能です。

HelioBaseのPVストリング設定は、PVストリングリスト上のPVストリングと3次元空間上のPVモジュールを関連付ける作業です。ですので、単に複数のPVアレイ上にあるPVモジュールをひとつの対象PVストリングに関連付けるだけで実現できます。

PVストリング設定(PVアレイ)ボタンをクリックしましたが、PVストリングが生成されません。

建物の壁面や屋根に貼りついたPVモジュールを自動結線されようとしていませんか?

「PVストリング設定(PVアレイ)」ボタンでPVストリングを自動作成できるのは、PVアレイ上にあるPVモジュールだけです。

また、PVアレイを対象にして「PVストリング設定(PVアレイ)」ボタンをクリックされた場合でも、想定PVストリングエリアの直列PVモジュール数の値が、PVアレイ列数あるいはPVアレイ段数の約数になっていない場合はPVストリングが生成されませんので、ご注意ください。

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3Dモデルタブ / 3Dモデル

3Dモデル画面を開くと表示できない旨のエラーメッセージが表示されるのですが、どうすれば改善しますか?

ご使用中のコンピューターでグラフィックボードの機能が動作要件に満たない場合にこのエラーが表示されます。動作環境をご確認の上、グラフィックスドライバーの更新や別のコンピュータでのご使用をご検討ください。

3Dモデル画面でオービットしていたら、どこから見た図か分からない状態になりました。とりあえず正常なところにもどしたいのですが?

キーボードの「F8」キーを押下することにより、真上から見たアングルに切り替えることができます。 (この際、配置されている全てのオブジェクトが表示されるよう、自動で縮小されます)

同様の操作は、メニューの「カメラ」→「標準ビュー」→「平面」を選択することでも実行できます。

オービット、ズーム、パンの切り替え面倒なんですが・・・。

各カメラモード時に、通常のドラッグ操作以外にキーボードから特定キーの押下と組み合わせたり、マウスのホイールを利用することで、以下の動作を行うことができます。

<オービットモード時>
「Shift」キーを押下しながらドラッグ ・・・ パン表示
「Ctrl」キーを押下しながらドラッグ ・・・ W軸(垂直軸)回りで回転
マウスのホイールを回転 ・・・ ズームイン・ズームアウト 

<パン表示モード時> 
「Shift」キーを押下しながらドラッグ ・・・ オービット
右ドラッグ ・・・ オービット
「Ctrl」キーを押下しながらドラッグ ・・・  W軸(垂直軸)回りで回転
 マウスのホイールを回転 ・・・ ズームイン・ズームアウト
 
<ズームモード時>
「Shift」キーを押下しながらドラッグ ・・・ パン表示 
 マウスのホイールを回転 ・・・ ズームイン・ズームアウト 
 
各カメラモードの際に、画面左下に操作のヒントが表示されていますので、
ご参考ください。
 

アレイの傾斜角を変更したいのですが?

PVアレイ配置後に、傾斜角を変更することはできません。
お手数ですが、傾斜角を変更して再度配置してください。

建物やPVアレイの影の軌跡をチェックできますか?

標準モードをご利用の場合は、画面上で1日の影の変化を確認することができます。

3Dモデル画面左下のスライダーを左右に動かすことで、任意日時の影をご確認いただけます。また、同画面で1日の影の変化を連続的に表示したり、動画で出力したりすることもできます。

イメージ
影描画-01 → 影描画-02 → 影描画-03

配置済のPVアレイがたくさんあるのですが、これらを一括で移動できますか?

可能です。

3Dモデル画面で「オブジェクト/PVアレイ選択」コマンドをクリックし、移動対象のPVアレイをすべて選択した後、「選択オブジェクト/移動コピー(相対値)」コマンドを使用して移動することができます。

なお、「オブジェクト/PVアレイ選択」コマンドが有効状態のとき、コマンドメッセージの右隣に表示されている「領域選択」をONの状態にすると、複数のPVアレイを範囲選択することができます。また、1つずつのPVアレイをクリックして選択する場合は、SHIFTキーを押しながらクリックすることで、現在選択中のPVアレイを選択状態にしたまま追加で選択することが可能です。

PVアレイ配置(領域指定)は、どういうロジックで配置しているの?思った通りの場所ではないのですが?

PVアレイ配置(領域指定)で指定領域内へのPVアレイ配置を行う場合、いくつかの基点を自動で設定して仮配置を行います。いくつかの仮配置の中から、領域内に最も多くのPVアレイを配置できたものを採用して画面上に表示しています。

なお自動選択される基点はPVアレイの幅・奥行きに対して1/5の間隔で設定されます。

PVアレイの最適な離隔距離(前後距離)は計算できる?

水平な地面にPVアレイが表示されている場合、前のアレイの影が後ろのアレイにかからない距離は計算することができます。

求まった距離が最適な距離かどうかは使用者のご判断となります。

指定領域内で最も発電量が多くなるように傾斜角と離隔距離を自動計算できると良いのですが、そんな機能ある?

前のPVアレイによってできる影が後ろのPVアレイにかからない距離を算出する機能はありますが、年間を通して最も発電量が多くなるアレイ傾斜角や、アレイ間隔距離を算出する機能はありません。

3Dモデルタブの描画エリアが暗くてよく見えないのですが?

HelioBase®を起動した時刻によっては、描画エリアが暗くなることがあります。
3Dモデルタブの左下にある「正午」ボタンをクリックすることで、時刻が正午となり描画エリアが明るくなります。

影の色を変更できますか?

環境設定画面にて、影の色の変更を行うことができます。

変更手順
① メニューから「環境設定」を選択し、環境設定画面を開きます。
②色設定タブを開きます。
③「影の色」をクリックすると、「影の色」設定画面が表示されます。
④好みの色を指定し、「設定」ボタンをクリックすると、「影の色」設定画面が閉じられます。
⑤「環境設定画面」の「更新」ボタンをクリックし、環境設定画面を閉じます。
 

影や反射光が見えないor見づらいのですが?

環境設定画面にて、影の色、反射色の変更を行うことができます。

例として影の色を変更する手順を紹介します。
① メニューから「環境設定」を選択し、環境設定画面を開きます。
②色設定タブを開きます。
③「影の色」をクリックすると、「影の色」設定画面が表示されます。
④好みの色を指定し、「設定」ボタンをクリックすると、「影の色」設定画面が閉じられます。
⑤「環境設定画面」の「更新」ボタンをクリックし、環境設定画面を閉じます。
 

地形の影は考慮できますか?

標準モードをご利用の場合は、建物のように地形のオブジェクトを他の3DCAD等で作成して、STLファイルで読み込んでいただければ、その影を計算することができます。

ただし、HelioBase®は影の濃度に関する設定がありませんので、通常遠くの影にあたる地形の影を建物などの影と同様に扱って計算することは精度の点でもメリットがありません。

また、大きすぎるオブジェクトはHelioBase®で正しく扱えない可能性もありますので、ご注意ください。(大きさの限界は一概に決定できないため、ご案内できません。)

地面の背景として図面は読み込める?

画像形式であれば読み込むことが可能です。

メニューから「モデルビュー」→「地面テクスチャ」→「テクスチャファイル読み込み」を選択し、画像ファイルを指定します。

対応している画像ファイル形式は
gif,jpg,jpeg,tif,tiff,png,bmp
となっています。 

日影図は表示できる?

日影図の表示には対応しておりません。標準モードをお使いの場合は、コマ画録画や動画録画の機能をご利用ください。

3次元の物体をSketchUp等で作りましたが、SketchUpであればSTL出力できると考えてOK?

SckedhUp®でSTL出力を行うためには、プラグインの導入が必要です。

こちらから次のプラグインをダウンロードし、SketchUp®のインストールフォルダ内にある「plugins」フォルダーに保存してください。

Download Sketchup to DFX or STL plugin-skp_to_dfx.rb (Sketchup version 6,7 or 8)

保存後にSketchUp®を起動すると、メニューの「ツール」内にSTLファイル出力機能が表示されます。

フェンスや木漏れ日などの影は設定できますか?

HelioBase®では影濃度の概念がありませんので、フェンスや木漏れ日などの日射あるいは影を考慮することができません。

DXFの読込はできる?

DXFファイルの読み込みには対応しておりません。

DXF出力はできる?

可能です。

標準モードでDXF出力した場合、3Dモデル画面内の全オブジェクトが、3次元の直線情報からなるデータとしてDXFファイル出力されます。

レイアウトモードの場合は、レイアウト画面内の全オブジェクトが、2次元の直線情報からなるデータとしてDXFファイル出力されます。この場合は、システム情報などの凡例も併せて出力されます。

なおレイアウトモードのDXFファイル出力は、配置領域が1つだけ定義されており、その内部に領域指定配置したPVアレイのみが存在する場合に限って実行可能です。

真南ではない建物上へのPVアレイ配置で、建物に沿った方位で配置したい。座標自体を一時的に回転するなどして簡単に配置できる方法はないですか?

一時的に座標自体を回転することはできません。

方位角については、何度かPVアレイを配置しながらの調整してください。また、PVアレイなどの移動については、東西方向(⊿X)と南北方向(⊿Y)の移動距離をmm単位で入力する方法に加えて、クリックした2点の方向と距離に合わせた⊿Xと⊿Yの移動距離を自動入力するサポート機能があります。

これらを活用しての調整をお願いします。

PVアレイの離隔距離(前後距離)は、傾斜面においた場合でも自動計算される?

傾斜面の場合、正しい離隔距離(前後距離)を計算できません。

3Dモデル画面で自動計算されるPVアレイの「前後スキ距離」は、前後アレイの設置面が水平であることを前提としています。

PVアレイを事前に決めた位置に配置したいが、台数指定配置の場合の基点はどこですか?

設置するアレイ集合の中心が基点となります。

例えば、左右アレイ数=2、前後アレイ数=2で台数指定配置する場合、4台のアレイ間の中心点が基点となります。

反射光表示を見ていると、建物にかかった反射光がそのまま突き抜けて、突き抜けた側の壁まで色がついているのですが?

反射光表示は建物などのオブジェクトを突き抜けて表示されます。

一日の影や反射光の連続表示やその録画ができますが、同じ時間帯で季節変動をさせた場合の連続表示や動画録画はありませんか?

日付のスライダーを左右に移動させることにより、同じ時刻で日付けだけを変動させることができますが、季節変動の連続表示や動画録画、コマ画録画には対応しておりません。 

領域内に配置したPVアレイの内、境界上にはみ出しているアレイを半分に分割する機能がありますが、うまく動きません。

PVアレイパラメータの列数に奇数が設定されていた場合、つまり横方向のPVモジュール枚数が奇数であるPVアレイは、分割することができません。

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構成ツリータブ

構成ツリータブ / システム構成

構成要素タブの要素で、「追加」や「挿入」ボタンを押せるものと押せないものがあります。

構成ツリーで選択されている要素により、挿入できる機器が異なります。

詳細はこちらをご参照ください

「計算実行」ボタンの下にある画像は何ですか?

計算実行後に出力することのできるExcel®レポートに挿入される
システムイメージ図となります。

最後に3Dモデル画面の最新の状態が表示されます。ただし、3Dモデル画面で「レポート用イメージ記録」ボタンをクリックした場合は、以後最新の状態には更新されず、ボタン押下時のイメージがレポート用イメージとして表示され続けます。

計算に時間がかかっています。短縮する方法はありますか?

影計算ありでの発電量計算を実施されていますでしょうか?

その場合は、PVモジュール数の増加、建物など配置されたオブジェクトの数や複雑度が増すにしたがって、加速度的に計算時間が長くなります。

もし、影のかかり方が同じPVアレイやPVモジュールがある場合は、代表的もののみストリング設定し、構成ツリーでブロックを使用した数量設定を利用してください。3Dモデル画面上にある一部のストリングだけを構成ツリーに追加することで、全てのPVモジュールで影計算する必要がなくなりますので、計算が早くなります。

また、周囲の建物など配置しているオブジェクトで明らかに影がかからないものはありませんでしょうか?そういったものを3Dモデル画面から削除することでも計算時間が短くなります。さらに、朝夕しか影を及ぼさない建物がある場合、実際発電量への影響は極めて限定的となりますので、そういったものも併せて排除することをご検討ください。

計算の根拠を求められています。影や発電量の計算はどのようにおこなっていますか?

弊社までお問合せ下さい。計算仕様に関する資料をご提供いたします。

影の濃さはどこで設定しますか?

HelioBase®では影濃度の設定はございません。

影計算の設定として、影の部分の日射量をどのように計算するかというものがありますが、「散乱日射のみ」か「日射量を0とする」かの2種類となっています。

SolarFrontierモジュールを使用した場合に、Optionタブで設定した加重平均モジュール温度上昇値が反映されないのですが?

SolarFrontier製モジュールを使用した場合は、Optionタブでの設定値にかかわらず、メーカー開示の値が採用されます。

メーカー指定値については「DB編集」画面の「セルタイプ依存パラメータテーブル」で、次の項目をご参照ください。

deltaT_ArrayBase : 架台設置形で配置した場合の加重平均モジュール温度上昇値
deltaT_RoofPanelWithVent : 屋根置き形で配置した場合の加重平均モジュール温度上昇値

複数メーカーのモジュールを1つの太陽光発電システムに導入します。モジュール種類ごとに加重平均モジュール温度上昇値を変えて計算する方法はありますか?

基本的には不可能ですので、モジュール種類ごとにプロジェクトを分けてシミュレーションを実施してください。

なお、SolarFrontier製PVモジュールについては、「構成ツリー」の「Option」タブにある加重平均モジュール温度上昇値は使用されません。同社モジュールを使用した場合は、メーカーから指定の値が使われる仕様になっていますので、ご注意ください。

SolarFrontier製モジュールとその他のメーカーのモジュールを混在させて計算する場合は、2種類の加重平均モジュール温度上昇値が使用されます。

なお、SolarFrontier製PVモジュールの加重平均モジュール温度上昇値は「DB編集」画面の「セルタイプ依存パラメータテーブル」で「deltaT_」から始まるパラメータをご確認ください。

 deltaT_ArrayBase : 架台設置形で配置した場合の係数
 deltaT_RoofPanelWithVent : 屋根置き形で配置した場合の係数

低照度特性などの設定で選択肢に「-/-」しか表示されない。特性を定義して使いたいのですが、どうすればよい?

低照度特性などの設定は、それぞれ選択された特性が計算に反映されます。それぞれの定義は「DB編集」画面で追加することができます。

「-/-」は特性が入力条件に関わらず常に1.0と定義されており、計算上それらの特性を考慮しないものと同様の意味合いになります。

昇圧ユニットを構成ツリー上で使用していますが、計算ができません。

HelioBase®では、昇圧ユニットは別のストリングの電圧を参照して、接続された配下のストリング電圧を調整します。そのため、構成ツリーでは次のような形で昇圧ユニットを追加する必要があります。

PCS
└参照用PVストリング
└昇圧ユニット
 └昇圧すべきPVストリング

上記のような構成になっていない場合、発電量計算ができませんのでご注意ください。

PCSが動作中だけエアコンが動くのですが、そういった機器のON/OFFに連動した負荷は表現できますか?

機器のON/OFFに連動した負荷機器の設定はできません。
日・曜日・時間指定でのON/OFFは設定可能となっております。

アレイとブロックって何?

それぞれ下位の機器をグループ化するためのもので、フォルダーのようなものです。「アレイ」や「ブロック」は発電量計算において一切の発電・損失を出しません。

「アレイ」は、構成ツリー上でPCS(パワーコンディショナー)以上の階層に位置する機器をグループ化するために使用します。一方、PCSより下の階層に位置する機器をグループ化する場合は「ブロック」を使用してください。

「アレイ」と「ブロック」は、それぞれ下位の機器をグループ化するという働きという点で違いはありませんが、挿入できる場所に違いがありますので、ご注意ください。

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構成ツリータブ / 結果

Excel®のレポートが出力されないのですが?

インストール済みのExcel®は、Excel® 2003以上でしょうか?それより古いバージョンのExcel®をご利用の場合は、Excel®レポートの出力を行うことができません。

ご了承ください。

計算結果で表示される総合出力電力量がマイナスになります。

構成ツリーを構成する機器の損失が発電電力量を上回る場合には、総合出力電力量がマイナス値として表示されます。

よくある例として、PVストリングの電圧がPCS(パワーコンディショナー)の運転電圧範囲を下回っているケースがあります。この場合、PCSが停止しているという想定で計算されるため、PCSの出力電力が常に0Wとなり、結果として総合出力電力量がマイナス値になります。

結果表で「月時」と「月日時」はどう違う?

「月日時」を選択すると、結果表には1年分の発電量計算結果を1時間単位が表示されます。

一方「月時」を選択した場合も、1時間単位の結果データが表示されますが1カ月につき1日分の表示となり、値としては同月同時刻の平均値が表示されます。

特定日時のデータを細かく確認する場合は前者、月単位で各時刻にどのような発電が見られるかを傾向を確認する場合は後者を選択してください。

電力の連携協議に日負荷曲線が必要。そういったグラフは表示可能?

Excel®レポートの「四季代表日グラフ」シートに表示されます。

1年を3カ月単位で四季に分類し、各3カ月間で月積算出力電力量が最も高い月を選択し、その月内で最もよく発電した日の推移グラフを表示しています。

計算結果をレポート出力したらパースの絵が変なアングルになっている。

レポートに出力されるパース絵は、構成ツリー画面で「計算実行」ボタンをクリックした時点で3Dモデル画面に表示されているものが採用されます。

「計算実行」ボタンをクリックする前にアングルを調整してください。

JIS C8907方式で影チェック点を4点とすると、影の面積は0%、25%、50%、75%、100%しかなくなるのでは?

JIS C8907方式で影計算を行う場合、影の比率が1時間内で変化している場合、間の時刻でも比率を計算し、1時間分の影比率を積分するので、必ずしも0,25,50,75,100%にはなりません。

上図の例では、まず青い点で影面積比率の計算を行い、前後の時刻で面積比率が異なる場合には間の時刻(黄色の点)で計算します。さらに前後で影面積比率が異なる場合は、間の時刻(赤の点)で影面積比率を計算します。

以上の時刻で影面積比率を求めたのち、1時間の影面積比率は、濃い青の四角形領域を分母、黄色の領域を分子とした場合の面積比として計算されます。

Excel®レポートは英語しかないのですか?

環境設定画面にて変更することができます

変更手順
①メニューから「環境設定」を選択し、環境設定画面を開きます。
②項目設定1タブを開きます。
③「Excelテンプレート」欄のリストから「HelioBaseReport_jp.xlt」を選択します
④「更新」ボタンをクリックし、環境設定画面を閉じます。

以上で、日本語のエクセルレポートが出力されるようになります。 

Excel®レポートの「四季代表日グラフ」の代表日はどのように決められているのですか?

四季を以下のように分けます

春:3月~5月
夏:6月~8月
秋:9月~11月
冬:12月~2月

各季節ごとに月の合計発電量が最も大きかった月を代表月とし、
代表月の中で最も発電量が多かった日を代表日としています
 

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DB編集タブ

PVモジュールやPCSなど、ユーザーが作成することはできますか?

DB編集画面にて、ユーザーデータとしてPVモジュールやPCSを登録することができます。詳細はDB編集タブマニュアルをご覧ください。

使用したいPVモジュールがありません。

DB編集画面にて、ユーザーデータとしてPVモジュールを登録することでPVモジュールを追加することができます。詳細はDB編集タブマニュアルをご覧ください。

使用したいPCSがありません。

DB編集画面にて、ユーザーデータとしてPCSを登録することでPCSを追加することができます。詳細はDB編集タブマニュアルをご覧ください。

 

機器を追加しようとしましたが、メーカーIDって何?

メーカーIDは、各メーカーをソフトウェア上で一意に識別するためのIDとなる文字列です。

「DB編集」画面でメーカーの一覧を表示するとメーカーIDも表示されますので、対応する機器を登録する際には対応するメーカーIDを入力してください。

また、これから登録する機器のメーカーがメーカー一覧にない場合は、メーカーIDを含むメーカーの情報を先に登録してください。

機器を追加しましたが、追加した機器が画面に表示されません。

「DB編集」画面で機器などの情報を登録した場合、「更新」ボタンのクリックを忘れずに行ってください。

また、データ登録後に他の画面で機器が表示されない場合は、HelioBase®を再起動してください。

各機器を登録しようとしましたが、項目の意味が分かりません。

DB編集タブマニュアルをご覧ください。

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その他

発電量計算で用いる日射量は地面の反射、アルベド等を考慮したものですか?

簡易的な考慮となっています。

気象データベース上で積雪量が10cm以上であればアルベド=0.7とし、10cm未満であればアルベド=0.2として傾斜面散乱日射量を計算しています。地面の種類等によるアルベドの調整は対応していません。

標準版のレイアウトモードや簡易版でDXF出力できないのですが?

レイアウトモードのDXF出力は、レイアウトとアレイ架台の形状に関する凡例を出力機能です。

その関係上、PVアレイの配置条件が複数に及ぶと凡例を表示しきれなかったり、凡例を表示する部分とレイアウトを表示する部分のDXFファイル上での位置関係を自動調整しづらくなります。

そのため、レイアウトモード及び簡易版では、配置領域を1つだけ配置している場合に限りDXF出力できるように制限を掛けています。

標準版のレイアウトモードや簡易版で、傾斜屋根に沿ったモジュールの配置はできますか?

屋根のこう配に沿ったPVモジュールの配置はできません。

レイアウトモードではPVアレイを配置する場所は常に水平であるという想定をもとに配置を行います。

傾斜屋根上にPVモジュールを並べる必要がある場合、屋根形状とほぼ同等サイズの大きなPVアレイを1つ配置することで疑似的な配置は可能ですが、正確性を期す場合は標準モードの3Dモデル機能をご利用ください。

標準版レイアウトモードや簡易版で、複数のパワーコンディショナーを含んだシステムはシミュレーションできますか?

標準版レイアウトモードや簡易版では、PVモジュール以外の機器を意識しないシミュレーションを行ないます。そのため、複数のパワーコンディショナーを含んだ太陽光発電システムの発電量シミュレーションは、対応できないことがあります。

全てのパワーコンディショナーが同じ機種で変換効率が同じ場合は、その変換効率のみを考慮した発電量計算を行うことができますが、変換効率が異なるパワーコンディショナーが混在する場合や、稼働時の消費電力も考慮する必要がある場合は、標準版ライセンスにて標準モードをご利用ください。

1MWを超える大きなシステムを計算したいです。

影計算が必要ない場合は、最小限度のPVアレイを配置してPVストリングを作成してください。

構成ツリーでは、作成した最低限のPVストリングを「ブロック」機能を用いてグルーピングし、PCS配下に構成してください。ブロックの数量を調整して1台のPCSに接続するPVストリング数に合わせます。

接続されるPVストリング数が同じPCSが複数セットある場合も、PCS配下のサブツリーを「アレイ」機能でグルーピングし、数量設定で容量を調整してください。

これらの工夫によって、計算精度をできる限り落とさずに大規模のシミュレーションを実行することができます。パターン化してグルーピングできる部分が少ない場合は、上記の工夫を行ってもメモリー不足で計算ができなかったり、計算に長時間を要する場合があります。その場合は、システムを複数のプロジェクトに分割して計算してください。

購入を考えています。どうすればよいですか?

ホームページの問い合わせフォーム、電子メール、電話などで弊社までお問い合わせください。

Heliobase®の操作を習熟する時間や人を確保できません。

弊社では、HelioBase®の使用有無にかかわらず発電量や反射光のシミュレーション作業を代行するサービスを提供しています。

お客様のご要望に柔軟な対応をさせていただけますので、ご相談ください。

Excel®のレポートが出力されないのですが?

インストール済みのExcel®は、Excel® 2003以上でしょうか?それより古いバージョンのExcel®をご利用の場合は、Excel®レポートの出力を行うことができません。

ご了承ください。

HelioBase®を一通り使えるようになるまでの学習期間は、どれぐらいですか?

簡易版・レイアウトモードの場合は、1~2週間程度で一連の操作を習得していただけると考えています。また標準版・標準モードの場合は、1カ月程度で一連の操作を習得していただけると考えています。

最近アップデートがないのですが?

公開されているHelioBase®の最新バージョンはダウンロードページからご確認いただけます。
(ダウンロードページはこちら)

既にHelioBase®をご利用のお客様は、HelioBase®起動時に最新版がリリースされていれば自動アップデートのご案内を表示します。万一、自動アップデートがかからない場合は、保守期限が切れていないかをご確認ください。

保守期限が切れている場合HelioBase®の自動アップデート機能はご使用いただけませんが、保守期間中にも関わらず自動アップデートが動作しない場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。

簡易版→標準版に買い替えはできますか?

弊社までお問い合わせください。

簡易版ライセンスを無効化して、新たに標準版の正式ライセンスを発行させていただきますので、新しいライセンスで再登録していただく形となります。

コストを計算したいが、経済性計算はできる?

経済性の計算には対応しておりません。

経済性計算は、売電価格が各国で異なる他、売電価格自体も不定期に変動することから、HelioBase®で計算した出力電力をExcel®などでコスト計算する方が望ましいと考えているため、機能を実装していません。

自分たちで登録した機器のデータを共有したいのですが?

ユーザーデータとして登録した機器のデータは、メニューの「ファイル」→「ユーザーデータのインポートおよびエクスポート」にある「ユーザーデータのエクスポート」機能を使用することにより、外部に保存することができます。

また、保存されたユーザーデータは、メニューの「ファイル」→「ユーザーデータのインポートおよびエクスポート」にある「ユーザーデータのインポート」機能で読み込むことにより、HelioBase®に取り込むことができます。

※本作業は、DB編集タブ以外を表示して実行してください。

日本語・英語切替どうやってやる?

初期状態では日本語Windows®なら日本語、それ以外のOS言語なら英語モードで起動します。

起動後にヘルプの「Language」から言語の切り替えを行うことが可能ですが、ソフトウェアの再起動が必要になりますので、言語切り替え前にプロジェクトの保存を行うようにして下さい。

IVカーブ合成方式とJIS C8907方式、結局どちらを使えばよいの?

日本国内であれば、JIS C8907方式を利用されることが多い傾向です。

セルストリング単位で影の影響を見る必要がある場合にはIVカーブ合成方式をお勧めしますが、影の影響が限定的である場合は計算が早いJIS C8907方式でもIVカーブ合成方式との計算結果に大きな差が出ないため、十分耐えうると考えます。

なお簡易モードをご利用の場合は、JIS C8907方式のみのご提供となります。

Excel®レポートは英語しかないのですか?

環境設定画面にて変更することができます

変更手順
①メニューから「環境設定」を選択し、環境設定画面を開きます。
②項目設定1タブを開きます。
③「Excelテンプレート」欄のリストから「HelioBaseReport_jp.xlt」を選択します
④「更新」ボタンをクリックし、環境設定画面を閉じます。

以上で、日本語のエクセルレポートが出力されるようになります。 

Excel®レポートの「四季代表日グラフ」の代表日はどのように決められているのですか?

四季を以下のように分けます

春:3月~5月
夏:6月~8月
秋:9月~11月
冬:12月~2月

各季節ごとに月の合計発電量が最も大きかった月を代表月とし、
代表月の中で最も発電量が多かった日を代表日としています
 

HelioBase®について、問合せをしたいのですが?

メールもしくは、電話にてこちらのページよりお問い合せください。

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