自家消費に特化した
出力制御が可能。
自家消費出力制御システム
フラップ
特長Point
「FLap(フラップ)」は、専用の小型端末を使用した計測システムです。
計測・表示はもちろん、効率良く自家消費を行うための出力制御機能を備えています。
PCSの出力制御
自家消費向けに特化した出力制御機能を搭載。
時間軸に捉われない制御
独自の制御ロジックで設定を簡略化。
簡易PR表示
映像出力により、計測データを見える化。
PCSの出力制御に対応
自家消費向け出力制御
FLapは、パワーコンディショナ(以降「PCS」と表記)の出力制御に対応しております。 消費電力と発電電力を比較し、PCSに対して消費電力を上回らないように出力制御命令を行います。 逆潮流の発生回数を抑え、不要なRPRの動作を可能な限り防ぐことにより、効率的なエネルギーマネジメントを目指します。
時間軸に捉われない出力制御
発電ロスを最小限に
消費電力とPCS定格の比率に応じて最適な制御値が適用されます。 消費電力の急激な変動にも対応できるため、発電ロスを最小限に軽減します。
制御パターンの設定を簡略化
時間軸に捉われない出力制御が可能となるため、消費電力の少ない日を考慮して複数の制御パターンを設ける必要もありません。
計測機器に接続
計測データの閲覧
現場に設置した計測機器にノートPCやスマートフォンで接続すると、Webブラウザから瞬時値や積算値などの詳細な計測データを確認できます。計測データはグラフや帳票形式で表示可能なため、データの推移が簡単に把握できます。
計測データの出力
計測データは用途(日報・月報・年報)に合わせて、CSV形式にてダウンロードも可能です。
シンプルなPR表示
自家消費型の案件をサポート
太陽光発電の計測に加え、蓄電池の充放電や蓄電池残量も見える化します。 自家消費型システムであれば、消費電力と出力制御した発電電力を比較するグラフなども表示可能です。
システム構成System
計測したデータは、現地の大型ディスプレイやLED表示盤などでPR表示が行えます。また、計測機器とノートPCを接続することで計測・蓄積したデータをCSV形式にてダウンロードできます。
日射・気温計などの気象センサー
ネットワーク環境を構築し、FL-Base をご契約いただくことで、Webアプリケーションを通して遠隔地から計測データを監視することもできます。
(※1)気象センサーを測定するためには、別途計測機器が必要となります。(※2)オプション対応となります。
仕様Spec
システム仕様
計測可能信号種類 |
RS-485、 Ethernet、 無電圧接点・パルス(※1)、 アナログ4-20mA(※1) など |
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通信可能PCS系統数 | RS-485:最大2系統(1系統あたり10台まで) Ethernet:最大15系統(1系統あたり10台まで)(※2) |
制御間隔 | 通信可能な最短周期(※3) |
サンプリング間隔 | 1秒(1分値に保存するデータは6~10秒間隔で保存)(※3) |
データ保存間隔 | 1分 |
データ保存可能年数 | [本体] 1分値・10分値:2ヶ月、30分値・日報・月報・年報:10年(※4) [付属USBメモリ] 1分値・10分値・30分値・日報・月報・年報:10年(※4) |
CSV出力 | [本体] 日別、月別、年別(手動出力) [付属USBメモリ] 約10年分の1分値、日別、月別、年別(自動出力) |
期待寿命 | [本体] 10年 [付属USBメモリ] 10年 |
対応可能パワコン | 産業用パワコン(一部家庭用パワコンにも対応)、多系統計測にも対応 |
表示コンテンツ | 静止画(一部簡易アニメーション付) |
対応アスペクト比 | 16:9(1280×720px以上)、 4:3(1024×768px以上) |
画像出力信号 | DVI-D(※5) |
ネットワーク対応 | 構内ネットワークにおいて他PCより、設定用web画面が閲覧可能 |
機器仕様
OS | Linux | |
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外形寸法 |
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重量 | 約315g | |
入力電源 | DC 12V ± 10%(Max 30V 対応) | |
消費電力 | 10W未満(最大) | |
使用温度範囲 | -10℃ ~ 60℃ / 湿度: 85% RH 以下(結露なきこと) |