製品紹介

太陽光発電システムの正確な位置を使用することにより、太陽運行航路を正確に計算します。HelioBaseは時間単位で発電量計算をするため、太陽の正確な位置を知ることが、とても重要です。ロケーション設定画面では、地図から任意の地点を選択することによって、太陽光発電システムが世界のどこにあっても、正確な緯度・経度を簡単に取得することができます。

HelioBaseは、発電量計算に用いる気象データとして数千地点のデータを提供します。気象データは全て時間単位の変化を収録しているため、太陽光発電システムに最も近い地点の気象データを用いることで、その気象条件を精細に表現することができます。

HelioBaseのレイアウト機能を用いれば、太陽電池アレイや建物などの3Dモデルを3次元空間上に自由に配置することができます。移動や回転などの機能を使用することによって、きめ細やかなレイアウトの調整を行うことができ、洗練されたシステムのレイアウト設計が可能です。

HelioBaseは、STLファイル経由で他のモデリングソフトウェアで作成した3Dモデルをインポートすることができます。STLファイルのインポートは、画面上へのドラッグ&ドロップで簡単にインポートすることが可能です。

HelioBaseは、システムを構成する機器ごとに発生する発電電力や損失電力を送電経路に沿って計算します(特許取得済み)。これにより、機器構成に応じた発電電力を正確に表現することが可能です。

HelioBaseでは、JIS C8907規定の計算を時間単位に分解した発電量計算エンジンと、セルストリング単位のIVカーブ計算を行う発電量計算エンジンから選択して、発電量の計算を行うことができます。JISを踏襲したパラメータ方式での計算が好ましい場合はJIS C8907方式、電気的な特性を意識した計算が求められる場合はIVカーブ合成方式をと、用途に応じた計算が可能です。

3次元空間で作成したレイアウトは、DXFファイル形式で出力することができるため、HelioBaseで作成したレイアウトデータを他のCADソフトなどで有効活用できます。

3次元空間上に太陽電池アレイや建物などの3Dモデルを配置すれば、それらの影や反射光が空間上に表示されます。画面上で1日の影や反射光の変化を確認できる他、その変化を静止画や動画で出力することも可能です。

シミュレーション結果は、Microsoft Excel形式で出力されます。見やすくまとめられた結果データは、Excel上で自由に編集することができるため、高い柔軟性をあわせ持ったものとなっています。

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