I.　はじめに

「Trimble SketchUp」上で地形の3Dモデルを作成する方法を紹介します。

※このチュートリアルは、HelioBase® ver.2.0.7.8に基づいて作成しています。画面や操作など、最新バージョンと異なることがありますことご了承ください。

II.　3Dモデルの作成(地形)

ここでは、GoogleMapを用いた地形情報を使用した方法を紹介します。

1.　地形情報を取得する

①メニューから「ファイル」-「ジオロケーション」-「場所を追加」を選択します。

②テキスト入力欄に山脈名を入力し、「検索」コマンドをクリックします。ここでは「比叡山」と入力します。

③「範囲を取得」コマンドをクリックします。

④任意の位置を選択し、「取得」コマンドをクリックします。

地形画像が配置されます。

⑤メニューから「ウィンドウ」-「レイヤ」を選択します。

⑥「Google Earth Snapshot」のチェックを外し、「Google Earth Terrain」のチェックを入れる

平面だった画像が立体的になります

2. 地形情報を編集する

①編集しやすいようにカメラの位置を正面にします。 メニューから「カメラ」-「標準ビュー」-「正面」を選択します。

②地形データを選択します。（選択するとロック（赤く囲まれている状態）されています。）

③地形データ上で右クリックし、「ロック解除」コマンドを選択します。解除すると地形データがアンロック（青く囲まれた状態）になります。

 ④地形データを原点より上に移動させます。ツールバーから「移動」ツールを選択します。

⑤任意の位置をクリックし、手前の底辺が赤いラインと重なる位置まで移動します。

III.　3Dモデルのエクスポート

①「選択」コマンドを使用して地形全体を選択します。

②メニューから「ツール」-「STL出力」を選択します。

「Stl file location」ダイアログが表示されますので、 保存場所とファイル名を入力し(拡張子.stlとなります)、保存を行います。

③正常に保存できますと、以下のようなメッセージが表示されます。

以上で描画した図形をSTL形式のファイルとして出力できました。

IV.　3Dモデルのインポート

①「HelioBase®」の「3Dモデル」タブを開きます。

②メニューから「モデルビュー」-「STLファイル読込み」を選択し、作成した3Dモデルを読み込みます。

3Dモデルに、作成した地形が配置されます。